青森の森林組合で国産材インテリアセミナー 1日目

「日本の木を使ったインテリア」
心地よい住まいには、心地よい素材が大切。
せっかく森林の多い日本に住んでいるのですから、
日本の木をインテリアに取り入れていきたいという思いから、
国産材を使ったリノベーションを手がけていました。
それが青森県の森林に関わっている方々に届き、
今回インテリアについてお話しする機会をいただきました。

三八地方森林組合、八戸市森林組合、上北森林組合、三八地域県産材で
家を建てる会などの皆様、30名ほどの方がお集まりくださいました。
(八戸市、三戸郡、十和田市などの地域の方です。)
1日目は見学会です。

色づいている木は広葉樹、青々としているのは針葉樹。
この地域はこれらが程よく混じっている森です。
いろいろな樹種が混じっている森に育つ木は、丈夫だと聞いたことがあります。
なんて清い空でしょう。緯度が高くなると空の青さが増し、低く感じます。
この風景を次世代に残すためにも、国産材を建材として有意義に使いたいと思います。

三八森林組合の倉庫。木の香りが気持ちいい。このように広い倉庫があるのは木材の安定供給のためには心強い限りです。

こちらは丸太が製品にどのように使われているかの模型です。板目と柾目などお客様に説明するのにとてもわかりやすいので、私も欲しいくらいです。

こちらは広葉樹が薪として製材されているものです。中には真っ直ぐで美しい木目のものもあるので、少しもったいないかなと思いました。

産地に来ると、木が生き物であることが感じられ、上手に暮らしに取り入れることで、
きっと心地よい生活ができるはずと痛感してしまいます。
AIなどの最新技術が進化すればするほど、私たちは心のバランスをとるために、
ナチュラルな素材の中で暮らしたくなるだろうと思うのです。

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